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社会保険労務士ニュース 2025年9月26日(金)版
●健保保険料率 過去最高の9.31%に(9/25)
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健康保険組合連合会は25日、2024年度の決算見込みを発表した。加入する1,378組合の平均保険料率は月収の9.31%と、前年度から0.04ポイント上昇して過去最高を記録した。1人当たりの年間保険料も54万146円で最高額に達した。賃上げによる保険料収入の増加などで全体で145億円の黒字となったが、600組合は赤字で、334組合は保険料率10%超の「解散水準」だった。後期高齢者医療制度への拠出金増加や高額な薬剤の使用が支出を
押し上げ、保険料収入の伸び率を上回っており、25年度の保険料率は平均9.34%と負担増
が続く見通し。
●建設業労災保険料 5,771万円徴収漏れ(9/22)
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建設業者が納める労災保険料について、2023~24年度に5,771万円の徴収漏れがあったことが22日、会計検査院の調査で判明した。全国の1,050事業主を対象に申告書などを調べたところ、小規模工事の申告漏れや事務所勤務者の賃金未計上が見つかった。
また、40労働局で誤った周知が行われ、本来届出が必要な業者に届出を求めていなかった。検査院は、厚生労働省に着実に保険料を徴収できるよう調査方法の再検討およびマニュアルの改訂を要請。厚労省は、労働局への通知や指導を実施予定で、事業主への周知も徹底を図るとしている。
●障害年金124件の不支給を取消し(9/19)
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厚生労働省と日本年金機構は19日、2024年4~7月に障害年金を不支給とされた2,895件のうち124件(4.3%)について判定を取り消すことを決めたと発表した。対象者には
支給決定通知を発送し、11月から順次支給する。不支給割合の増加を受けた外部の指摘を
踏まえて実施中の再点検によるもの。再点検は2024年度に不支給とされた精神障害など
約1万1,000件を対象に行われ、うち2,895件は調査を終了しており、年内に残りも行う。
□■ 厚生労働省 最新情報 □■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■
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・毎月勤労統計調査 令和7年7月分結果確報(9/26)
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